猛暑だった今年の夏もようやく終わりの気配を見せてきました。秋の気配が感じられると言いたいところですが、まだ30℃を超える日があり、とても10月とは思えません。
秋の気配を感じるというと何を思い出されるでしょうか。秋の空、ススキ、花、虫の声あたりでしょうか。私が、好きなのは秋桜(コスモス)です。秋桜について少しお話します。
コスモスとは
キク科 コスモス属の総称で、学名はCosmosだそうです。原産はアフリカの外来種みたいです。明治時代にに持ち込まれ、現在では日本各地でみられます。現代では、俳句の秋の季語でもあります。
秋桜がコスモスになった
今ではコスモスを秋桜と書きますが、本来、そういった読みはなく当て字だそうです。
山口百恵さんが歌われた「秋桜」を作詞作曲された、さだまさしさんがプロデューさんの酒井政利さんに「秋桜にコスモスとふり仮名をつけると良いタイトルになる」との提案を受けて秋桜=コスモスとなったとのことです。いずれにしても、天才たちが集まると日本の文化までかえてしまうんですね。
秋桜の花言葉
因みに、コスモスの花言葉は「調和」「謙虚」「乙女の純真」だそうです。
風に揺らるコスモスの姿が儚げな乙女の姿をイメージして乙女の純真とつけられたとのことです。
乙女の純真とは思いませんが、秋風にたなびき揺れる秋桜の姿はとても美しいですね。
風にゆれる秋桜をさつえいしてみました。
最後に
国営アルプス安曇野公園ではすでに見頃を迎えています。長野県では、下伊那の治部坂高原、妙高高原がコスモスの名所と言われています。是非、短い信州の秋をコスモスを眺めながらすごされてはいかがでしょうか。
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